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離婚カウンセリングについて

離婚・修復カウンセリングとは?



★増えている≪離婚・修復≫カウンセリング

私のカウンセリングルームには≪離婚・修復≫カウンセリングを希望なさる方が増えています。どうしてでしょうか、私なりに考えてみました。
ご夫婦のどちらか一方が来られる場合が多いのですが、中にはご夫婦一緒にこられることもあります。また、親ごさんのどちらか一方が、娘や息子のことで相談をしたいという方も少なくありません。
どなたが第一クライアントになるかは、それぞれの方のお話をうかがう中で見極めていきます。カウンセリングを有効に使えるよう考え、どのように進めるかなども具体的に提案させていただいています。
「離婚」か「修復」か、その分かれ目があるとして、「離婚したい」「離婚したくない」「離婚を言われているが、したくない」「離婚したいけど、悩んでいる」「現在、離婚協議(調停)中だが、条件ほか折り合いがつかず、うまくいかない」「離婚したものの、いろいろ大変で気持ちが不安定」などのタイミングでこられます。
いずれにしろ、いずれかが婚姻を継続することは難しいと考えている場合、問題は一つ二つにとどまらず、いろいろな点で、あるいは関係性で解決しがたい問題が複雑にからみあっているのが普通です。

★DVのケースほか

DVのケースなど、急いで相手から身を離して、離婚する必要がある場合はそれに向かって着実に戦略をたてて事を進めます。あるいは、生活を脅かす多額の借金問題、アルコールや薬物などの問題、精神的な病いをどちらかが抱えている場合、不貞行為があり修復が不可能だと考えられる場合など、相談者の気持ちを確認しながらの作業になります。そのほか婚姻関係を維持しがたい価値観の違いや性格の不一致、性の不一致などといった問題でも、これ以上無用な争いは避けたほうがよさそうな場合は、先のことを慎重に見通し、シュミレーションし、アドバイスしていきます。

★具体的に≪離婚・修復カウンセリング≫でできること

ではいったい、≪離婚・修復≫カウンセラーは具体的にどんな「役割」を、「仕事」をしてくれるのかについてお話したいと思います。

まず着手するのは、ご本人の「気持ちの整理」です。そのためには、お二人の出会いから結婚までのいきさつ、そして今回ご相談にこられるような問題を抱えられるようになったきっかけほか、どんなできごとがあったか、エピソードやその時の気持ちなどを詳しくお聞きします。日々の生活の中で、もう一歩ほりさげてご自身の気持ちを感じたり、どうしたいか考えたり、現実がいったいどのようなものであるか、現実をもう一度検証する作業に時間をかけることをあせらずにしましょうと提案します。
その上で、相談者の「あなたはどうしたいのか?」をお聞きすることになります。今、あるいはこれから「あなたはどうしたいの?」「あなたは夫(あるいは妻)とどうしたいの?」という気持ちの確認です。

もうすでに自分の気持ちがはっきりしており、離婚を具体的に進めるにはどうしたらいいかという後押しを望んでこられる方もいらっしゃいます。現実的に、離婚は簡単にできません。一定の時間をかけるべきですし、かかるものです。この作業を、カウンセラーとの二人の協働作業として行くのがこのカウンセリングの目的であることをお伝えします。

★「経済の準備」見通しをたてる

さて、「気持ちの整理」をすることと並行して、離婚に向かうことが予想されそうな場合はこれから「経済」をいかに整えていくかは優先課題になります。
特に女性の場合、離婚後の経済生活をどう安定させるか、考えていかなければなりません。結婚を維持するのと離婚することのどちらが「損」か「得」か、離婚のメリット・デメリットを十分に考えることは、みもふたもないような話に聞こえるかもしれませんが、重要なポイントです。小さなお子さんをかかえている方、仕事についたことがなく専業主婦でずっとこられた方、経済に不安がある女性の方、さらには夫に借金問題などがある場合、離婚を選択するというならば、「心の整理」と「経済の準備」が不可欠。離婚して気持ちはすっきりしたからといって、路頭に迷うわけにはいきません。

結婚は愛があれば?いっときの盛り上がった感情で?できるかもしれませんが、離婚はそうそう簡単に進みません、進めてはいけません。いろいろな視点から十分考慮し、いくつもの選択を積み上げていかなければなりません。さあ、≪離婚・修復≫カウンセラーの出番です。

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